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Area | 中国 |
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City name | 厦門 |
Commentary | 1874年4月8日、厦門領事館が設置される。福島九成が兼任で初代領事となり厦門に在勤し、福州の兼轄、また1875年4月9日には台湾・淡水の両口の兼轄を命じられる。1876年11月、福島は専任領事となる。1880年6月30日、厦門領事館廃止、福島領事は在勤を免じられ、厦門・淡水・台湾・福州の四港は上海総領事の兼轄となる。1884年4月、厦門在留英国人チョムレーが厦門の名誉領事に任じられ、代理で事務を取り扱う。1887年3月にチョムレー解職、また上野專一が副領事代理として福州在勤となり、厦門を兼轄する。1891年9月に福州および漢口領事館が閉鎖されたことにより、1894年3月に福州・漢口と、福州領事館の兼轄する厦門・台湾・淡水、さらに漢口領事館の兼轄する九江の六口が上海領事の兼轄となる。1896年3月、厦門領事館が再度設置され、上野專一が二等領事となり、福州・汕頭の両口の兼轄を命じられる。同年11月、上野は一等領事となる。1898年8月、厦門領事館に福州分館を開館。1899年4月に福州分館を改組し、福州領事館を開館。1904年9月、厦門領事館に汕頭分館が開館。同年11月、汕頭分館を廃止し、汕頭領事館を開館。 |
Upper level hierarchy | Meiji > External Affairs > Ministry of Foreign Affairs > Diplomatic Establishments Abroad > Qing China > Consulate in Amoy |
Reference materials | 外務省記録局編『外務省沿革略誌』1889年、15頁。角山榮編著『日本領事報告の研究』同文舘、1986年、478~486頁。明治期外交資料研究会編『外務省制度・組織・人事関係調書集 第3巻 (外務省年鑑 明治42年版) (明治期外務省調書集成)』クレス出版、1995年、329~330頁。 「明治9年 「大日記宣旨辞令進退諸達伺11月令陸軍省第1局」(4の1)」(Ref.C04026868000) 「2.チヨムレー(領事代理英国人)」(Ref.B14090818400) 「清国福州漢口厦門台湾洪水及九江ノ六口ヲ併セ上海総領事館兼轄ノ件」(Ref.A04010008500) 『官報』第7306号、1907年11月4日。 |
Secretary general of the past | 福島九成・領事(1875年4月8日着任-1880年)/呉碩・事務代理(1876年8月11日着任)/福島九成・領事(1877年1月9日着任)/富山清明・館務取扱(1880年3月5日-1884年)/チョムレー(S. Chomly)・名誉領事(1884年4月30日着任)/チョムレー(S. Chomly)・領事代理(1884年7月5日着任)/上野專一・二等領事(1896年3月7日着任)/上野専一・一等領事(1896年11月8日着任)/芳沢謙吉・事務代理(1900年8月30日着任)/上野専一・領事(1900年9月19日着任)/芳沢謙吉・事務代理(1901年10月1日着任)/上野専一・領事(1901年11月11日着任)/山吉盛義・事務代理(1903年11月18日着任)/上野専一・領事(1904年1月9日着任)/吉田美利・事務代理(1906年8月14日着任)/瀬川浅之進・領事(1907年5月27日着任)/大杉正之・事務代理(1908年5月22日着任)/森安三郎・事務代理(1908年6月30日着任)/菊池義郎・領事(1910年3月15日着任)/矢野正雄・領事代理(1911年4月4日着任)/菊池義郎・領事(1911年10月16日着任) |