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Area | 満洲国 |
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City name | 新京 |
Commentary | 国務総理は、満洲国国務院の長官である。このポストに就任したのは、鄭考胥と張景恵の2人の清朝遺臣のみであった。国務院と同じく、国務院総理の設置は、1932(大同元)年3月9日の「政府組織法」の第4章及び「国務院官制」「国務院各部官制」による 。帝政以降により、国務総理は国務総理大臣と改称され、皇帝を輔弼し皇帝に対して責任を負うとされた 。初代国務総理であった鄭考胥は、建国当初から清朝復辟を構想していたが、復辟を否定する関東軍との間に対立が生じ、1935年5月11日に国務総理を退き、代わって張景恵が満洲国崩壊まで国務総理を務めた。 |
Upper level hierarchy | |
Reference materials | 国務総理の設置については、「政府組織法」教令第1号、1932年3月9日(『満洲国政府公報日譯』第1号、1932年4月1日)及び「国務院各部官制」教令第6号、1932年3月9日(『満洲国政府公報日譯』第1号、1932年4月1日、詳しくはRef.A06031008700を参照/帝政施行以降の国務総理大臣への改称については、 「組織法」、1934年3月1日(『満洲国政府公報日譯』号外、1934年3月1日)詳しくはRef. A06031010800を参照/「国務院」(浜口裕子)貴志俊彦・松重充浩・松村史紀『20世紀満洲歴史辞典』吉川弘文館、2012年、282-285頁。 |
Secretary general of the past | 国務総理 鄭孝胥(1932.3.9~1934.2.28) /国務総理大臣 鄭孝胥(1934.3.1) 張景恵(1935.5.21~1945.8.16) |