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Area | 関東州 |
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City name | 旅順 |
Commentary | 関東都督府民政部警務課は、1906(明治39)年9月に関東都督府官制が施行されることで設立された。同月に施行された関東都督府官房並民政部分課規程により、庶務課内には警務係、保安係、衛生係が置かれ、警務係は警察配置、巡査巡捕の勤務及び身分、巡査の退隠料及び遺族扶助料並びに巡捕の給助、警備警衛、その他に関する事項を所管し、保安係は集会結社、出版、演劇講談、営業取締、運輸交通の取締、建築及び危険物、風俗取締、遺失物埋蔵物漂流物、その他一般取締、司法警察、留置人の監守及び護送、警務上の機密に関する事項を所管し、衛生係は伝染病の予防検疫、清潔法執行、医薬取締、種痘及び検微、墓地火葬場及び屠畜、病院、その他公衆衛生に関する事項を所管した。1908(明治41)年12月に新たに施行された分課規程では、警察と衛生に加え、海務に関する事項が所管に加えられた。1917(大正6)年7月に施行された関東都督府官房、民政部及警務部分課規程において、警務課は民政部を離れて警務部として独立した。 |
Upper level hierarchy | |
Lower level hierarchy | |
Reference materials | 「官房並民政部分課規程」(1906年9月1日訓令第35号)関東都督府文書課編『関東都督府法規提要 明治40年8月現行』満洲日日新聞社、1907年。6-14頁。「官房並民政部分課規程」(1908年12月17日訓令第116号)関東都督府文書課編『関東都督府法規提要 明治42年10月現行』満洲日日新聞社、1909年、67-70頁。「関東都督府官房、民政部及警務部分課規程」(1917年7月31日関東都督府訓令第32号)『官報』第1507号、1917年8月9日、201-202頁。 |
Secretary general of the past | 浦太郎(1907年5月1日現在)佐藤友熊(1908年5月1日現在)隈部親信(1918年5月1日現在) |