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Area | 台湾 |
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City name | 台北 |
Commentary | 1921(大正10)年8月2日勅令362号により、台湾総督府中央研究所が設置され、その下部機関として林業部が設けられた。前身は、1911(明治44)年4月に設立された台湾総督府林業試験場。主に台湾の有用樹木に関する試験調査、木材利用・造林・森林保護に関する試験研究、および種苗の改良・育成・配布を管掌した。部内には殖育・木材利用・植物調査の各係がおかれ、研究所の附属機関である嘉義林業試験支所・恒春林業試験支所・薬用植物栽培試験地・澐水渓移植試験地を管轄した。初代部長は元林業試験場長を務めた技師の金平亮三。1939(昭和14)年4月27日、中央研究所が廃止され、台湾総督府林業試験所が設置されると、林業部の業務も移管された。 |
Upper level hierarchy | |
Reference materials | Ref: A01200198900「台湾総督府中央研究所官制」、6-10・14-15頁。Ref: A01200525200、8頁。Ref: D15020066400「臺灣總督府中央研究所林業部」(矢内原忠雄文庫植民地関係資料)、2-3頁。 Ref: A03022362200「台湾総督府中央研究所官制廃止」。 Ref: A02030110000「台湾総督府林業試験所官制」、1-8・23頁。やまだ あつし「台湾総督府民政部殖産局の技師について」『名古屋市立大学人文社会学部研究紀要』第12巻、2002年、189頁。 中央研究院台湾史研究所HP「台湾総統府職員録系統」http://who.ith.sinica.edu.tw/mpView.action |
Secretary general of the past | 部長:金平亮三(1921年~1925年、殖産局技師、元林業試験場長)福本林作(1926年、技師、部長心得)金平亮三(1927年、技師、再任)関文彦(1928年~1938年、技師) |