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Area | 台湾 |
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City name | 台北・台中・台南・新竹・屏東 |
Commentary | 知事庁長の管理に属し、国語伝習所公学校及び書房義塾の教員養成を目的とした学校である。1898年3月31日、勅令第97号「台湾総督府師範学校官制」によって開校が決定する。1899年4月1日、台北、台中、台南に3校が開学し、台湾人学生が入学した。1901年に廃県置庁が行われると、その管理は総督下に置かれた。1902年3月、台北、台中の師範学校が廃止されると、その生徒は国語学校師範部に収容され、師範学校は台南校のみが残された。やがて交通網の発達に伴い、台南からも国語学校に入学志願する者が続出すると、1904年7月10日をもって同校は廃校となった。しかしながら、1919年3月31日に台湾総督府国語学校が廃校となり、在学生は新たに組織された台湾総督府師範学校に移る。国語学校は台北師範学校に、国語学校台南分校は台南師範学校となった。新たなに組織された師範学校では、日本人のための公学師範部が附設された。1923年には台中にも再び師範学校が設置され、1927年には台北師範学校が台北第一と台北第二の2校に分割、1940年には新竹、屏東にも師範学校が設置された。1945年、これらの学校は終戦とともに中華民国に接収された。 |
Upper level hierarchy | Meiji/Taisho/Showa (Colonies/Occupied Territories) > Taiwan > Office of the Governor-General of Taiwan > Governor-General of Taiwan > Normal School, Office of the Governor-General of Taiwan |
Reference materials | 台湾教育会編『台湾教育沿革誌』(青史社、1982年)、鍾清漢『日本植民地下における台湾教育史』(多賀出版、1993年)、中田敏夫「国立台北師範学院蔵日文図書の歴史 附同学院蔵戦前台湾関係文献目録」、愛知教育大学国語国文学研究室『国語国文学報』第57集、1999年。「台湾総督府師範学校官制」についてはA03020390200(1898年3月)、「台湾総督府師範学校中改正」についてはA01200906800(1901年9月)、「台湾総督府師範学校官制廃止ならびに台湾総督府国語学校官制中改正」についてはA01200934800(1904年7月)、「台湾総督府師範学校官制廃止」(1904年7月)についてはA03020607400、「台湾総督府師範学校官制制定」についてはA01200157700、A03021180500(1919年3月)を参照。 |