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Area | 台湾 |
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City name | 台北 |
Commentary | 内務局は1919(大正8)年6月27日「勅令311号」によって民政部内に設置された。1919(大正8)年8月には、兵権を兼ねるため武官に限定されていた植民地の総督の権限が一般の政務に関する統理権に限定される。総督の権限が統理権に限定されたのに伴い、従来政務を担ってきた民政長官は総務長官となり民政部は解体され内務局は独立した部局となった。民政部から独立した直後の内務局には、社寺課、地方課、学務課、編修課、地理課などが置かれた。その後1924(大正13)年12月には改組が行われ、庶務係、地方課、文教課に加え外局であった土木課を加えた1係3課体制となった。寺社課、学務課、編修課を統合した文教課は1926(大正15)年10月には文教局として内務局から分離し、内務局は庶務係、地方課、土木課の1係2課体制となる。1931(昭和6)年6月には地方課から地理課が分離し、1937(昭和12)年11月には新たに防空課が置かれ防空課が1941(昭和16)年7月に兵事防空課に改められるなどの変化もあったが、1係4課体制が長く続いた。1942年に内地外地の行政一元化・簡素化のための台湾総督府官制改革が行われると、内務局は総務局に改組された。 |
Upper level hierarchy | |
Lower level hierarchy | |
Reference materials | 秦郁彦編『日本官僚制総合事典:1868 - 2000』東京大学出版会、2001年、433-435頁。「 台湾総督府官制中ヲ改正ス」Ref.A01200161400)「御署名原本・大正八年・勅令第三百十一号・台湾総督府官制中改正」Ref. A03021205100「御署名原本・大正八年・勅令第三百九十三号・台湾総督府官制中改正」Ref. A030212133001924(大正13)年12月25日「訓令第102号」『府報』号 外、同日。「御署名原本・大正十五年・勅令第三二一号・台湾総督府官制中改正」Ref.A030216237001927(昭和2)年3月25日「彙報」『府報』第62号、同日1931(昭37和6)年6月9日「訓令第34号『府報』第1265号、同日1937(昭和12)年11月4日「訓令第100号」『府報』第3124号、同日1941(昭和16)年7月13日「訓令第86号」『府報』第4238号、同日「御署名原本・昭和十七年・勅令第七二八号・行政簡素化及内外地行政一元化ノ実施ノ為ニスル台湾総督府官制中改正ノ件」Ref. A03022762800 |