日本

東京

内務省の一部局。1941（昭和16）年9月5日に「内務省官制」（勅令第844号）の改正により設置された。従来、内務省計画局が担当していた都市計画に関する事務を同省土木局が引き継ぎ、名称が国土局となった。局内には、総務課・計画課・河川課・道路課・港湾課が置かれた。土木局には第一～三の技術各課が存在したが廃止され、そこに配属されていた技術官はそれぞれ新設の各課に分属することになり、事務・技術一体の体制がとられた。1947（昭和22）年12月26日に内務省の解体にあわせて、国土局は廃止となった。国土局の事務は、戦災復興院の所管事務とあわせて、新設の建設院に業務が引き継がれた。

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大霞会『内務省史』第3巻、地方財務協議会、1971年、8頁。Ref.A05032049400。国立公文書館　請求番号：類03098100。