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Area | 日本 |
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City name | 東京 |
Commentary | 1890(明治23)年3月27日の勅令第51号による官制の変更で、従来の総務・騎兵・砲兵・工兵の4局が統合されて設立された。その下に6課を設け、第一軍事課は軍隊の編制・配置・出兵準備及び徴発に関する事項、第二軍事課は徴兵や徴集に関する事項、馬政課は軍馬及び騎兵・輜重兵に関する事項、砲兵事務課は兵器及び砲兵に関する事項、工兵事務課は要塞及び工兵に関する事項、獣医課は軍用獣類に関する事項を主に掌った。1893(明治26)年8月に獣医課が馬政課に統合され、1896(明治29)年5月に、砲兵事務課・工兵事務課はそれぞれ砲兵課・工兵課と名称を変えた。1897(明治30)年9月に第一軍事課は軍事課、第二軍事課は歩兵課、馬政課は騎兵課とそれぞれ名称変更された。その後若干の変更を経て、1926(大正15)年9月に、軍事課・兵務課・徴募課・防備課・馬政課の5課に再編された。兵務課は各兵の本務に関する事項及び軍紀に関する事項、徴募課は兵役及び補充に関する事項、防備課は要塞・防空に関する事項を主に掌った。1936(昭和11)年8月の兵務局の新設に伴い、軍務局は軍事・軍務の2課体制となり、軍務課は主に国防政策に関する事項、帝国議会との交渉に関する事項、国防思想に関する事項等を掌った。1945(昭和20)年11月30日、陸軍省の廃止に伴い廃止された。 |
Upper level hierarchy | Showa (Sino-Japanese War / Asia-Pacific War) > Wartime Regime > Military Administration > Army Ministry > Military Affairs Bureau |
Reference materials | 「陸軍省軍務局」(執筆者 藤原彰)『国史大辞典14』吉川弘文館、1993年、533-534頁。秦郁彦編『日本陸海軍総合事典』[第2版]1991年、東京大学出版会、501-503頁。Ref:A03020065200、4-6画像目。 |