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Area | 日本 |
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City name | 東京 |
Commentary | 陸軍省の長。陸軍軍政を管理し、軍人軍属の統督と所轄署部の監督を行った。1886(明治19)年2月制定の「陸軍省官制」には大臣の任用資格について特別の規定はなく、1900(明治33)年5月19日の官制改正により、大臣の補任資格は「現役大・中将」とされ、現役武官制が成立した。その後、1913(大正2)年6月13日の再改正で予備役・退役軍人の大臣就任も可能となったが、1936(昭和11)年5月18日に再び現役制が復活した。また、陸軍大臣は軍機・軍令に関する帷幄上奏権(直接天皇に上奏する権限)を有し、これによって陸軍省は国家機構の中で重要な地位を占めることになった。初代大臣は大山巌陸軍中将(1886年12月22日~1891年5月17日)、戦時期には東条英機陸軍中将(1940年7月22日~1941年10月18日~1944年7月22日・後期は首相兼任)、杉山元陸軍大将(1944年7月22日~1945年7月20日)、阿南惟幾陸軍大将(1945年7月20日~8月14日)が就任した。 |
Upper level hierarchy | Showa (Sino-Japanese War / Asia-Pacific War) > Wartime Regime > Military Administration > Army Ministry > Minister of the Army |
Reference materials | 「陸軍省」(執筆者 藤原彰)『国史大辞典14』吉川弘文館、1993年、531-533頁。Ref:A15111082300、1画像目。Ref:A03020460500。 |