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Area | 日本 |
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City name | 東京 |
Commentary | 1943年(昭和18)に戦時体制の強化のため、農林省と商工省とが再編成され、農商省と軍需省とになった。農商省山林局は、林産および林産物、森林原野、森林保険、狩猟の事務を管掌し、局内に、木炭事務所、林政課、企画課、造林課、作業課、木材課、燃料課が置かれた。これまでの山林行政では、国有林と民有林とに大別され縦断的な機構となっていたが、ここに至って横断的な機構となり、各課に国有林に関する事項が配分所掌される体制となった。1945年(昭和20)2月8日に物資欠乏による代用燃料生産のために松根油課が局内に設置された。3月10日には造林課が林務課に改称され、7月10日になると企画・林務・作業・木材の四課が廃止されて林産課に統合され、燃料課が薪炭課と改称された。山林局は林政課・林産課・薪炭課・松根油課の四課体制で終戦を迎え、8月26日に農商省は再び農林省と商工省とに分立した。 |
Upper level hierarchy | |
Reference materials | Ref:農商省官制(A14101097800)、農林省官制(A04017759300)農林大臣官房総務課編『農林行政史』第5巻(農林協会、1963年)、「農林水産省百年史」編纂委員会編『農林水産省百年史』中巻(「農林水産省百年史」刊行会、1980年) |