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Area | 日本 |
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City name | 東京 |
Commentary | 監理局は1939年の商工省の機構改革において、保険に関する事務と商事に関する一部の事務を掌る機関として設置された。初代局長は牧楢雄。総務課・生命保険課・損害保険課・取引課・商事課の五課が置かれた。1941年4月、総務・取引の二課を統合して商政課とし、生命保険・損害保険の二課を保険課に統一。同年12月に大蔵・商工両省間の事務調整が行われ、商工省事務の保険と有価証券に関する事務は大蔵省に移管されることとなった。そのため監理局の所管事項の大部分、すなわち商政課のうち取引所・有価証券取引所に関する事項、計理士法・商品券取締法の施行に関する事項、保険課・戦時保険課の事務が大蔵省に移管され、残りの百貨店法の施行、商工会議所その他商工業団体・倉庫営業者に関する事務等は総務局に移されて監理局は廃止された。 |
Upper level hierarchy | |
Reference materials | 通商産業省編『商工政策史』1巻、総説(上)、商工政策史刊行会、177頁。通商産業省編『商工政策史』2巻、総説(下)、商工政策史刊行会、233頁。通商産業省編『商工政策史』3巻、行政機構、商工政策史刊行会、1962年、234、240、258、269~271頁。秦郁彦『日本官僚制総合事典』東京大学出版会、2001年、81頁。 |