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Area |
Dutch East Indies
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City name |
Surabaya, Java Island
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Commentary |
第21特別根拠地隊は、スラバヤ方面の防衛に従事していた部隊である。1942年3月10日、第1根拠地隊を改編して設立された。1942年4月10日の戦時編制で南西方面艦隊第2南遣艦隊隷下となる。1944年5月17日8時58分、イギリス海軍機動部隊(約50機)の奇襲を受けた。終戦時の司令官は軽巡洋艦阿武隈、重巡洋艦熊野の艦長を務めた海軍少将田中菊松。終戦直後は保安隊としてスラバヤに駐留。1945年9月15日、東南アジア連合国軍最高指揮官代行・イギリス第5巡洋艦戦隊司令官海軍少将W・R・パターソンとジャワ日本陸海軍代表がバタビア港碇泊中のイギリス艦カンバーランドにて武装解除等を調印。現地の治安維持に従事するも9月下旬現地住民の暴動発生、これに対応する。またこの時期を前後してマラリアが発生し、その防疫に努める。10月中旬以降、連合国軍の監視下で労役に服す。1947年3月ころ復員開始、5月初旬完了。
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Reference materials |
『戦史叢書 南西方面海軍作戦 第二段作戦』6~23、425~426頁、付録第一。
『戦史叢書 南西方面陸軍作戦 マレー・蘭印の防衛』462~464頁
アジ歴Ref:C14061155500、9~22画像目。
アジ歴Ref:C14061152000、1~10画像目。
アジ歴Ref:C14061152100
福川秀樹『日本陸海軍人名事典』芙蓉書房出版、1999年12月、299頁
厚生省援護局『旧海軍恩給年加算調書』(8)昭和60年3月、187頁
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