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Area |
China
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City name |
Qingdao
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Commentary |
1943年、米国の航空軍備の増強により在支米空軍の活動が活発化。この年海軍は1943年に学徒動員による航空兵力の飛躍的増強を図っており、教育訓練のため青島と上海に大井航空隊の派遣隊を開設。5月に開隊して支那方面艦隊司令長官の区処下に置き、翌1944年1月に青島海軍航空隊(同年初頭に水上偵察機16機)に昇格。青島特別市滄口を基地として学生・練習生の偵察教育を実施し、実戦部隊としては水上偵察機が数機海上護衛に従事するのみであったが、連日敵機の偵察飛行はあったものの空襲もなく、防空戦も行われなかった。
終戦後、海軍航空隊関係は中国空軍、その他は中国海軍に接収されることに定められていたものの、1945年9月上旬、中国軍に先立ち米海軍部隊が青島に到着。駆逐艦・掃海艇等6隻を抑留、仁川へ出港させる。9月17日、中国海軍接収員余振興少将が青島着、10月4日に接収業務終了。10月9日中に連絡部以外青島滄口市街地外に移動。11月中旬に青島方面に還送船配船、大部分が11月下旬に帰還。司令官以下30数名は技術申し継ぎ・残務整理のため残留するが、4月22日に戦犯容疑者8名の他司令官以下全員引揚完了。戦犯容疑者は上海に移送された。
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Upper level hierarchy | |
Reference materials |
戦史叢書 中国方面海軍作戦<2> 昭和13年4月以降、371、393、406、426、458、470、472頁
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