China

Fenghua

独立混成第89旅団は、1944年8月10日、第60師団歩兵第55旅団司令部を基幹として、温州の攻略・確保のため金華で編成された。9月9日、温州城攻略。更に近隣の要衝を随時攻略・確保した。1945年2月20日、改編。8月8日、奉化に到着。光号作戦準備。終戦時の旅団長は陸軍少将梨岡寿男。8月30日、杭州経由で上海同文書院大学に集結。9月10日武装解除。17日、宝山県南呉淞中営に集結。12月15日より7階に分けて復員を実施。1946年5月7日、中国側審理のため残留した旅団長以下4名と乗船禁止者1名、その付添1名の計6名以外は復員。司令部は博多に上陸。残務処理は二日市にて。3月14日、残部が博多上陸。残務整理者林大尉を除く前田大尉以下24名は品川行列車に乗車に各自帰郷。復員完了。

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『戦史叢書　昭和二十年の支那派遣軍＜1＞三月まで』277頁 アジ歴Ref：C12122441600、39～41画像目