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Area |
Korea Peninsula
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City name |
Seoul/Geongseong (Keijo)
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Commentary |
兵団文字符は「宣武」。1945年5月23日に臨時動員下令。いわゆる根こそぎ動員の最終兵傭である「本土決戦第3次兵傭」によった。司令部は6月10日に動員第1次完結、7月25日に動員第2次完結した。司令部、歩兵第361、第362、第363連隊、工兵隊、通信隊、輜重中隊、野戦病院からなる。編成時は1万1千847名の人員を数えた。「第3次兵傭」は、朝鮮内の在郷軍人のほか、未訓練・未教育の若者も動員し、また兵器の欠数も多かったため、部隊としては不十分なまま作戦にあたることになった。全州で警備にあたったが、日ソ会戦により、主力を元山に集中して第34軍の指揮下に入るよう下命された。また、会戦による第120師団の部署変更にともない、咸興で編成完結した第362連隊は新高山に移動するよう部署された。敗戦時の位置は、司令部、第361連隊、工兵隊は京城、第363連隊、輜重隊、野戦病院は大邱、噴進砲隊は北馬山、通信隊は大田、第362連隊は咸興であった。帰還ルートは、各地(司令部は京城から鳥致院に移動)から釜山港へ、10月13日に博多港上陸、復員完結した。敗戦時の人員は8千923名。第362連隊は元山で武装解除されたが、多数が脱出し、人員は3分の1程度となって富坪第16作業大隊に編入、興南経由でソ連入境した。師団長は八隅錦三郎中将。
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Upper level hierarchy | |
Reference materials |
1.森田芳夫『秘録大東亜戦史朝鮮篇、朝鮮引揚史』(富士書苑、1953年)11頁、16頁
2.森田芳夫・長田かな子『朝鮮終戦の記録 資料編第1巻』(巌南堂書店、1979年)476-477頁、484-485頁
3.「朝鮮(南鮮)方面陸上部隊略歴 (航空船舶部隊を除く)(防衛省防衛研究所)」[Ref code: C12122490800]
4.「南方.支那.台湾.朝鮮(南鮮)方面 陸上部隊略歴(航空.船舶部隊を除く) 第4回追録(防衛省防衛研究所)」[Ref code: C12122499400]
5.「陸軍北方部隊略歴(その4) 第3方面軍(431頁~692頁) 第4軍(715頁~830頁) 第17方面軍(840頁~902頁)(防衛省防衛研究所」[Ref code:
C12122429100]
6.「第17方面軍編制人員表(京城)(防衛省防衛研究所」[Ref code: C12120991200]
7.「部隊行動表 昭和20年(防衛省防衛研究所)」[Ref code: C13020875800]
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