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Area |
China
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City name |
Hainan Island
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Commentary |
1940年9月の北部仏印進駐以来、海南島は改めて南進基地として位置付けられた。あわせて島内の治安維持・開発等の担当任務に対応するため、1941年4月10日、当該地の海軍部隊である海南島根拠地隊は海南警備府に昇格した。このとき第2遣支艦隊の指揮から脱し、支那方面艦隊司令長官の直轄となる。後に通信隊や特務部も新設され、南進の重要基地となっていた。終戦後、広州・海南島地区の陸海軍部隊は、1945年9月16日広州にて、中国第2方面軍(司令官張発奎)に対し降伏調印式を行った。終戦後、海南警備府司令部は瓊崖日本官兵善後連絡部となり、海南警備府司令官だった伍賀啓次郎が連絡部長に就任、武器・施設の引き渡しや在留邦人の集結・財産接収などの終戦処理業務を担当した。
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Upper level hierarchy |
Showa (Post World War 2 Period) > Demobilization > Demobilization from Asia Pacific Regions > China > Naval Guard Station Office in Hainan
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Reference materials |
防衛庁防衛研修所戦史室編『戦史叢書 中国方面海軍作戦<2> 昭和十三年四月以降』朝雲新聞社、1975年、241頁/黄力民「中国戦区各受降区受降史事考略」『江南大学学報』5巻3号、2006年6月、46頁/「帰還報告書」(伍賀啓次郎)・「海南部隊現状報告」(荒井義一郎)『昭和21年4月10日 海南地区終戦処理概要及現状報告』(防衛庁防衛研究所、①終戦処理-172)/アジ歴Ref:C08010719800
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