１枚目に、西郷を陸軍元帥兼参議に任命することを記した文書があります。

１枚目に、西郷の辞職願に関する記録があります。「胸痛ノ煩有之迚モ奉職罷在候義不相叶候ニ付本官并兼官御免シ仰付被下度奉願候此等之趣宜敷御執奏被成下度奉冀候以上　但位記返上仕候」と書かれています。

２枚目から３枚目にかけて、西郷が参議辞任の翌日に出した、鹿児島への帰国願いに関する記録があります。「此度両官被免候付而者非職中御用間ヲ以鹿児島表へ罷越度此段奉願候也」と書かれています。

１枚目に、西郷らが「悖乱」（正道を乱す行いのこと、ここでは鹿児島での挙兵を指しています）に及んだので彼らの官位を取り上げるように、と太政大臣三条実美が指示した文章があります。

１枚目から３４枚目にかけて、西南戦役で西郷の反乱軍の鎮圧に出撃した政府軍の戦闘の記録があります。このうち、３枚目から４枚目にかけて、明治10年（1877年）2月17日についての記述があり、西郷らが数万の「暴徒」を集めて武装し、鹿児島を出発したことが述べられています。

１枚目から２枚目にかけて、城山決戦の最後の日となった明治10年（1877年）9月24日の戦闘についての報告があります。このうち、２枚目の中ほどに、「賊魁西郷ハ我手ニテ打取リ・・・」と書かれています。

１枚目から２枚目にかけて、城山決戦の最後の日となった明治10年（1877年）9月24日の戦闘後に山縣有朋から出された電報の文面が、３枚目から４枚目にかけて、その電文があります。このうち、１枚目の中ほどに、「賊魁西郷桐野以下ヲ斃ス（たおす）」と書かれています。

１枚目から２枚目にかけて、城山決戦の最後の日となった明治10年（1877年）9月24日の戦闘後に西郷らの遺体の検査を行ったことを伝える電報の文面が、３枚目から４枚目にかけて、その電文があります。このうち、１枚目には、西郷らの死体検査を行ったが、いずれも銃弾や「バヨネット」（銃剣のことです）を受けたことによって死亡したと判断されたことが書かれています。

１枚目から２枚目にかけて、上野公園の西郷像についてのやり取りがあります。このうち、２枚目の１行目に、「上野公園地内ヘ建設之西郷隆盛記念銅像服装之儀別紙之通…」と書かれています。